犬の飼い方

犬に暖房の設定温度冬は何度?室内でも昼と夜寝る時の適温は違う?

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急に寒くなって、お散歩もつらい時期になりましたね。

節電のため、寝る時の布団に毛布をプラスすることなどを促されていますが…。

それでも本格的に寒くなってきた今、暖房を使いたくなる季節!

愛犬家のみなさん、設定温度は気にしていますか?

一応節電のために今年は低めかな…

人間と犬では適温が異なることをご存じでしょうか。

夜は気温も何度か下がりますし、ワンちゃんも寒いと思っているかも?

犬にとっての室内の適温は何度くらいなのか知っておくといいですね。

犬には毛が生えているから暖房なんて必要ないというのは大間違い!

また、夜寝るときも暖房は同じ設定温度でいいのか調べてみました。

愛犬にとって、室内の適温はどのくらいかご自宅の設定温度を見直してみましょう!

 

犬に暖房の設定温度は何度?

犬にとっての適切な設定温度は20℃前後

気温が15℃を下回ると、多くの犬が寒さを感じるようになってきます。

平均気温が15℃前後になるのは、本州では11月頃が目安。

北海道や東北では、10月には15℃を下回る日も出てきます。

お住まいの地域の気温に合わせて、暖房の使用時期を考えていきましょう。

ちなみに最適な湿度50〜60%といわれているよ!

ただし、20℃はあくまでも目安です。

寒そうにしていると感じたら防寒グッズなどを併用するといいですね。

犬が寒いと思ったとき、暖まりにいける環境があると安心でしょう。

でも、寒がっているかって分かりにくい…。
犬が寒がっているサイン

• 小さく丸くなる
• 小刻みに震える
• 布団や毛布にもぐる
• 散歩に行きたがらない

これらを参考に、愛犬にとって最適な設定温度を見つけていきましょう。

 

犬種や年齢によって設定温度は違う!

ひとまとめに犬と言っても、犬種は様々。

犬の被毛には種類があり、それによって寒さに強いか弱いかが分かれます。

硬い毛質のオーバーコートと、ふわふわとしているアンダーコートの2種類。

アンダーとオーバーの両方を持つ犬はダブルコート。

柴犬、コーギー、チワワ、フレンチブルドッグなど

オーバーのみ持つ犬をシングルコートといいます。

シングルコートの犬種は、トイプードル、マルチーズ、パピヨン、ミニチュアピンシャー。

これらの犬は、保温してくれるアンダーが無いので、寒さに弱い傾向が…。

ちなみに、寒冷地域出身の犬種や長毛の犬は寒さに強いタイプが多いです。

バーニーズマウンテンドッグや秋田犬とかね!

また、子犬や老犬は体温調節が苦手なこともあるため、特に注意が必要です。

これらの犬は、気温が低い場合には低体温症に気を付けましょう。

犬種や年齢によって適切な設定温度に変えることが必要ですね。

 

暖房を使うときに気を付けることは?

とても便利な暖房ですが、注意しなければいけない点もあります。

  • 一緒に暮らしている犬の種類
  • 体調の変化
  • 暑さからの逃げ場を作る
  • 適度な換気

寒さに強い犬種の場合には、暖房を使用しすぎると逆に負担になってしまいます。

本当に愛犬にとって最適温度なのか日ごろからよく観察しましょう。

暖房を使用中、気付かぬうちに部屋が暖まりすぎていることも。

脱水症状を避けるために水はいつでも飲めるようにしましょう。

人間は暑くなったら服を脱いだり、部屋の温度を調整できます。

人が「少し暑いな」と思うとき、犬は暑過ぎると感じていたり…

涼しい場所も用意して自由に移動できると過ごしやすいですね。

また、室温だけでなく湿度も気にするようにしましょう。

肌が乾燥することで皮膚病になる可能性があります。

エアコンの風が直接当たるのは避けたほうが良いですね。

ちなみにオイルヒーターは、空気が乾燥しにくく犬と暮らす家庭におすすめですよ。

 

室内でも昼と夜寝る時の犬の適温は違う?

基本的に、犬にとっての適温は昼も夜も変わりません

しかし、夜は日光による暖かさが無いので、より寒く感じやすくなることも。

そのため寝る場所によっては、寒くないように暖かい寝床をつくる必要があります。

ケージなどで眠っている場合には、環境の工夫で寒さを減らすこともできますよ。

小屋の床に厚手の毛布を敷いたり、ペット用ヒーターを使用するのがおすすめです。

クレートなど四方を囲まれた空間は、犬自身の体温で空間を温めることもできますね。

人間も寝る時は布団をかぶったりするもんね

 

夜寝るときの適温は何度?

犬が夜寝る時も20℃前後を意識しておきましょう。

寝る時も暖房をそのままつけっぱなしにする場合もあるかと思います。

その際は、暖房を使う時の注意事項を忘れないようにしましょう。

ワンちゃんの様子を見て、暑くなっているようなら逃げ場を作るのもいいですね。

水分補給できる環境もお忘れなく!

また、夜は昼よりも窓際などの気温が下がりやすいです。

ケージが窓の近くにある場合などは、周辺の室温に注意をしましょう。

暖房の設定温度を上げることも必要かも?

ケージ周りを暖める器具を使うのもおすすめですよ♪

 

暖房は一晩中必要?

一晩中暖房を付けておくかについては、愛犬家さんたちでも賛否両論です。

ただ、ダブルコートのような犬種であれば常に暖房をつけておく必要はありません。

寒さにも強く人間が普通に過ごせる温度であれば大丈夫です。

ですが、先ほども述べたように子犬や老いた犬は寒さに強くありません。

夜中に寒くなり過ぎないよう注意してあげましょう。

犬の寝床に湯たんぽを入れたり、毛布をかけて寒くならないようにするのもいいですね。

小型犬や痩せた犬も寒さに弱い子がいるから注意しよう!

寝床の工夫をしていれば、必ずしも一晩中暖房が必要なことはありません。

その代わり、愛犬にとって快適なあったかグッズを利用できるといいですね。

飼い主さんと一緒に寝てるから必要ないって子も多いみたいだね~

 

まとめ

犬にとっての適温は何度なのかという疑問の答えは、18~22℃でした。

そのため、暖房の設定温度は20℃前後がおすすめです。

昼と夜寝る時の設定温度に大きな差は必要ありません。

暖房を一晩中つけなくても、湯たんぽやペット用ヒーターを使用することも可能です。

暑くなったら逃げられるようにしてあげてね!

ちなみに、犬種や年齢によって適温は異なるもの。

愛犬にとっての適温は何度くらいなのか、よく様子を観察しておきたいですね。

それでは『犬に暖房の設定温度冬は何度?室内でも昼と夜寝る時の適温は違う?』はここまで!

楽しいワンコライフを♪