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柴犬を手放したい!しつけが大変で嫌いになる前に里親に出した方がいい?

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現在、保護団体に飼ってる柴犬を手放したいから引き取って欲しいという申し出が増えているというお話をご存じでしょうか?

たしかに、ここ数年必ずと言っていいほど飼いたい人気犬種ランキングのTOP10入りしている人気犬種の柴犬。

凛々しい顔立ちと愛くるしい動作、テレビなどでもよく見る柴犬は、とってもかわいいですよね。

しかし、見た目のかわいさだけに惹かれて、柴犬の特徴や性格を知らずに飼い始めるととっても大変!

子犬の頃からしっかりしつけをしないと、手が付けられない狂暴な犬になることも。

柴犬のしつけが大変すぎて、かわいくない…など飼い犬を嫌いになってしまい里親に出される犬があとを立ちません。

その飼ってる柴犬が、嫌いになって自分たちが飼うのが嫌になったから手放したい。

だれか欲しい人に里親になってもらえたらありがたいかも…

ちょっと待って!

その選択肢って、本当に正しいのでしょうか?

 

柴犬を手放したい!

飼いたい犬種では常に上位にいる柴犬。

彼らはどこからどう見ても和犬ですよね。

そもそも和犬って柴犬に限らず、飼い主に忠誠心が高く、勇敢で、べったり甘えたりはしない凛とした性格。

飼い主のこともよく見ているし、基本はクールな犬なのです。

そして、飼い主初心者にはしつけが難しいと言われる代表犬種。

甘やかして育てた結果、手が付けられない柴犬になってしまい、大変だからと手放す飼い主が後を絶ちません。

柴犬を飼って、手放したいと思うよくある理由から見ていきましょう。

hana
hana
よく調べもせず飼ってみて、ダメだったら捨てるって発想が許せない!

 

柴犬を手放したい理由①|世話ができない!

柴犬を手放したいと考える理由の多くは、「世話ができない」なんです。

これにはいろんなパターンがあり、

  • 買ってきた本人が世話をしないので仕方なく面倒みている。
  • 室内で飼うことを親が嫌がる。
  • 仕事が忙しい。
  • ペットショップで散歩不要と言われた。
  • 妊娠出産で柴犬が邪魔になった。
  • 自分が病気になり面倒が見れない。

世話ができないという代表的な理由をあげてみました。

正直、多くは犬の世話に対して家族の協力が得られておらず、世話をしてきた人が一人で思い悩むことが多いと感じます。

旦那さんや父親が勝手に来て、結局世話を奥さんに押し付けるというパターンも多々ありましたよ。

お迎えした時点で柴犬も家族の一員だと考えて欲しいです。

当然のことながら柴犬は一人で勝手に生きていくことができません。

独り暮らしの場合は、またちょっと変わってくると思いますが、一番お世話をしてきた人物が生活リズムや環境が変わってHELP信号を出しているなら、周囲の人が受け止めて欲しい。

一人で思い悩み飼育ノイローゼや鬱気味になって、手放す選択肢しか考えられなくなるのかも。

hana
hana
つらい時は、一人で抱え込まずに家族も柴犬も助け合って欲しい。

 

柴犬を手放したい理由②|狂暴化でしつけが大変!

続いて多い理由は、柴犬が狂暴化し、出血するほど家族を噛んでしまうようになったから。

しかし、ことのきっかけを見てみると、大体が人間側が無意識に柴犬が嫌がる行動を取ることが原因なんです。

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出典元:https://dime.jp/

柴犬はよほど心に傷を負っていない限り、聡明で忠誠心の高い犬種。

理由もなく人や犬に襲い掛かることはないはずなんです。

そして、噛むことで自分の嫌だという主張が一度通ってしまうと、賢い柴犬は人を噛めば自分の主張が通ると覚えてしまうんですね。

すると気に入らないときは威嚇して噛むというパターンを学習します。

そうなってしまうと、噛み癖の矯正はかなり大変!

しかし、知らず知らずとはいえ、犬を狂暴化させたのは人間だということを間違えないでくださいね。

 

柴犬のしつけが大変で嫌いになる前に里親に出した方がいい?

柴犬は人気犬種ですが、その特徴や性格から飼い主初心者にはしつけが難しい犬種と言われています。

プロのトレーナーでも手を焼く場合があると言われるしつけ難易度高にいる柴犬。

知識不足で手に負えない犬種にしてしまった飼い主が、しつけができずに吠えたり噛み癖を直せず結局手放してしまう。

そんな飼い主が、ほんとに根気よく柴犬と向き合いしつけを続けてきたのか甚だ疑問です。

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出典元:https://allabout.co.jp/

こちらの調査では、実際6%の飼い主が飼い犬を手放したいと思ったことがあると答えています。

結果的には、これらの飼い主はいろいろ根気よくしつけをやり直し、手放さないという選択をとっています。

ですが、どういう経緯であれ、しつけが大変でできずに、犬を嫌いになる前に里親に出すと言うのも一つの結論であることはたしか。

ただし、里親に出して手放す結論の前に、もう一度よく考えてみてください。

 

噛む柴犬の引き取りは殺処分行き?

2022年現在各行政によりますが、飼い主による保健所への犬の持ち込みを拒否できるようになっています。

そもそも動物愛護管理法で終生飼養について明示されたんですよね。

動物の所有者は、その所有する動物の飼養又は保管の目的等を達する上で支障を及ぼさない範囲で、できる限り、当該動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(以下「終生飼養」という。)に努めなければならない。(動物愛護管理法 第七条より)

引用元:動物愛護および管理に対する法律

拒否する自治体ではできる限り新しい里親に譲渡できるように協力してくれます。

しかし、保健所でもボランティア団体でも、噛む柴犬の預かりができる場所はほとんどありません。

それだけ噛む柴犬は危険で拒否されてしまう可能性が高いんです。

もし引き取りしてくれる団体があったとしても、かなり高額費用を請求されとのこと。

里親に出すにしても、噛み癖をしつけてからということを求められることだけは覚えておいてください。

もちろん掲示板等で、自分で里親を探す手段はあります。

しかし、手に負えないほどの噛み癖がある犬を希望する方はほぼいないと言っていいでしょう。

だからと言ってそのことを言わずに譲渡するのは、訴えられても仕方ありません。

万が一引き取ってくれる保健所が見つかったとしても、譲渡会には出せないのでほぼ殺処分になることだけは覚悟して持込みしてください。

hana
hana
噛む犬にしてしまったのは飼い主の責任です…

 

柴犬を手放すか考えた飼い主の体験談!

とってもかわいい柴犬ですが、柴犬の特徴や性格をしっかり予習して家族として終生飼育に努めてください。

クールでデレない誇り高い柴犬の魅力が分かったら、そのかわいさにハマることは間違いありません!

 

まとめ

ここまで、理由はどうあれ柴犬を飼うことに疲れてしまって手放したいと考えること。

飼い犬のしつけが大変で、嫌いになるくらいなら里親に出す方がいいのかについてお話してきました。

いかがでしたでしょうか?

hana
hana
柴犬を飼うのに、しつけが必要ということを考えていない人が多すぎる!
ペルル
ペルル
悪いのは本当に柴犬の方なの?

テレビにもよく出てくる柴犬ですが、その性格はなかなかの侍魂です。

飼ってから思っていた犬と違う…とか、噛むし懐かない…なんて嘆く前に、そんな柴犬にどうしてなってしまったのか、いま一度考えてください。

もちろんやむを得ない事情もあるかと思いますが、子犬がカワイイからという理由だけでは柴犬に手を出さないで欲しいと思います。

飼う前に、本当に今の環境で責任を持って終生飼育ができるのか、何度も反芻してみてください。

そしてどうしても飼い続けることができないから手放すと決めたのなら、速やかにブリーダーに相談するか譲渡先に相談して欲しいと思います。

それでは『柴犬を手放したい!しつけが大変で嫌いになる前に里親に出した方がいい?』はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました。