犬の飼い方

ペットの所有権はカップルが別れるとどっち?同棲解消でペットの所有権はどこにある?

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恋人と同棲している時に犬を飼う人はけっこういるようです。

しかし、たとえ結婚前提で同棲を始めたとしても何かのきっかけで別れに至るカップルも多いはず。

同棲解消で困るのは二人で飼っていたペットの存在ですね。

仲良く二人で飼っているうちはよかったものの、いざ別れとなるとどちらが引き取るのかで揉めることも多いようです。

どちらが引き取るか話し合いで決まればよいのですが、話がまとまらないと「そもそも所有権はどちらにあるのか?」と揉めることに。

今回は、恋人と犬を飼うと別れる時に揉める理由や、同棲解消でペットの所有権はどこにあるのかについて調べてみました。

みなさんの参考になるとうれしいです。

 

恋人と犬を飼うと別れたら揉める?

同棲したら犬を飼いたいと思っている人は多いようです。

結婚ではありませんが、二人で暮らしているところにペットを飼うのは、まるで子供を育てるような感覚になるようですね。

また、二人で飼うとかかる費用やお世話も分担できるので、一人暮らしで飼うより安心できるとか。

二人がうまくいっている時はよいのですが、残念ながら別れるとなった時、飼っていた犬はどうしましょう?

どちらかが引き取らなければなりませんね。

 

別れる時飼っている犬の引き取り先で揉める!

恋人と別れる時、二人で飼っていた犬をどちらが引き取るかで揉める人は多いようです。

片方が「引き取りたい」もう片方が「いらない」と言えば簡単なことですが、双方が「引き取りたい」という時が問題ですね。

一緒に暮らしてかわいがっていた犬ですから、愛情が沸いてそう簡単に手放したくないという気持ちになるのは当然だと思います。

中には、万が一別れることになったらどちらが引き取るかを事前に話し合ってから飼うカップルもいるようですが、そうでない場合がほとんどではないでしょうか?

しかも、事前に話し合って引き取り手を決めていたはずなのに、いざ別れたら話し合いとは違う方が引き取ると主張し連れ去るケースもあるとか。

なぜ犬の引き取り先でこんなにも揉めるのでしょうか?

その理由を考えていきたいと思います。

 

恋人と別れる時犬の引き取りで揉める原因は?

揉める原因は主に2つあるようです。

犬の引き取り先で揉める理由
  • 購入費用など犬にかけたお金の問題
  • どちらが主にお世話をしたか

1つめの理由は、犬に関する費用をどちらが払っていたかです。

二人で完全に折半というパターンは少なく、どちらかが主に犬の購入費用や病院代、餌代などを負担していたというケースが多いのではないでしょうか?

この場合「お金を多く負担していたのは自分だから自分に犬を飼う権利がある。」という主張になりますね。

2つめの理由は、二人のうちどちらが多く犬の世話をしていたかです。

「より多く犬の世話をしていたのは自分だから、犬のことをよくわかっている自分が飼い主に相応しい。」という主張になるでしょう。

このままだと話し合いは平行線ですね。

犬は飼う時に畜犬登録をする義務もありますし、どちらの犬なのか、また費用やお世話の分担、万が一別れる時はどうするのかなどをはっきりさせておくべきでしょう。

事前の話し合いがないままだと「どちらの犬か」と所有者について揉めることになります。

 

同棲解消でペットの所有権はどこにある?

同棲解消でペットの所有権があるのは、購入した方かお世話をしていた方か、一体どちらなのでしょうか?

プー子
プー子
私はお金を出している方だと思うわ。
チワ代
チワ代
主にお世話をしていた方に所有権があるんじゃないかしら?

双方が犬に愛着があり引き取りたい場合、話し合いで解決するのは難しそうですね。

果たして同棲解消でペットの所有権はどこにあるのでしょうか?

法律上の解釈も含めて考えてみましょう。

 

同棲解消でペットの所有権は購入者?

法律上、犬などのペットは「物」として扱われます。

そして「物」として扱われるため、ペットの購入者が所有者と解釈されるとのこと。

つまり、もし彼氏が代金を支払って犬を購入した場合は所有権は彼氏にあるということになるようです。

たとえ普段のお世話は主に彼女のほうがしていてフード代や病院代を支払っていたとしても、所有権があるのは犬を購入した彼氏という解釈が有力。

モリコ
モリコ
私のほうが面倒を見て一緒にいる時間も長かったのに・・・。

この場合、もし彼女が引き取りたいなら、彼氏に犬の対価を払って譲り受けなければならないようです。

自分の方がお世話をしていたのに引き取れないなんて、納得いかないですよね。

犬にとっても、お世話してくれてなついていた人との別れは悲しいはず。

ペルル
ペルル
いつも一緒にお散歩行ってたのに、なんでいなくなっちゃったんだワン・・・。

そんな悲しい思いをしないように、犬のことを考え二人でよく話し合っておきたいですね。

 

同棲解消で飼い犬のことで揉めた事例紹介!

では、実際に同棲解消でどのように揉めたことがあるのか、みなさんの事例をご紹介します。

20代アルバイト
20代アルバイト
もともと彼氏が飼っていた犬ですが、きちんと面倒をみていなかったので私がお世話していました。だから私が引き取るべきだと思いますが、やはり所有権は彼氏なのでしょうか?
30代会社員
30代会社員
主にお世話をしていた私が後日犬を引き取るつもりで、二人で住んでいた家から私だけ一旦出てきました。でも彼氏から「犬は渡さない、置いていけ。」と言われ渡してくれません。
20代自営業
20代自営業
彼氏が買った犬ですが、彼氏は車のローンや他に借金もあり経済的に心配です。仕事で留守の時間も多い人なので、私が引き取った方がいいと思うのですが渡してくれません。
30代自営業
30代自営業
二人で子犬を育てる約束をし彼女が選び、私が購入しその後の費用も払っていました。彼女が浮気して別れることになったのに、犬は引き取りたいと主張します。別れた時に犬をどうするか話し合ってはいませんでした。

みなさんやはり犬を飼っているうちに愛着が沸き、双方が引き取りたいと揉めるようですね。

二人で飼おうと決めた時は別れることなんて想定していないと思いますが、板挟みになるのは何の罪もない犬。

所有権の問題もありますが、どちらに引き取られた方が犬が幸せに暮らせるかが重要ではないでしょうか?

 

まとめ

恋人と犬を飼うと別れる時に揉めることや所有権の問題について考えてきましたが、いかがでしたでしょうか?

犬を飼う時は二人で相談し合い、お互いと犬の幸せな未来を想像して飼い始めたことでしょう。

ですが、現実とは難しいものでそう上手くはいきませんよね。

犬を飼う時に別れを前提で話し合うのは難しいかもしれませんが、万が一同棲解消した時のことも恋人と話し合っておくべきではないでしょうか?

ペットは「物」ではなく生き物ということを忘れてはいけませんね。

それでは『ペットの所有権はカップルが別れるとどっち?同棲解消でペットの所有権はどこにある?』はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました。