犬は本来服を着ません。
公園でおしゃれな犬服を着ている犬を見ると、かわいいなと思いながらも、犬は嫌がっていかわいそうじゃない?と考えながら犬を見ていました。
私の父は昔ながらの人なので、やはり着せる必要はないし、犬がかわいそうだと言ってたのを思い出します。
どちらかというと、私も犬服はいらないかなと思っていましたが、売り場におしゃれな犬服が売っていると、自分のかわいい愛犬の顔が浮かび上がりました。
そんな心の葛藤の中、とりあえず犬服を買ってみたんです!
いらなかったら着せなきゃいいという気楽な気持ちでした。
初めて見る犬服に愛犬は困り顔でしたが、エイっ!と私は愛犬に犬服を着せることに!!
すると愛犬の顔を見ると、なんだか困った顔をしていました。
あの活発な愛犬が、あまり動かない…
無理やり着せてしまい、少し愛犬がかわいそうに見えました(笑)
そう思ったのですが、愛犬と長く暮らす上でやはり、犬が手術をしたり、大変寒い冬を経験した際に、犬服の必要性を感じました。
犬服は一見おしゃれだけが目的に感じますが、実際には非常に便利です。
むしろ着せる方がいい場合もあるでしょう。
今回は犬服のメリット、デメリットや犬服の必要性についてまとめました!
Contents
犬服はいらないしかわいそう?
とても寒がりな犬のためにまた服を買った。
犬に服なんていらない派だったけど、あんなに寒そうにされたら裸でいさせるのが申し訳なくなってくる…。 pic.twitter.com/GvXGh81psd
— やねうら (@YaneuraWarabi) December 17, 2021
犬服はいらないしかわいそうと思っている方は多いのではないでしょうか?
私も家族もそう思っていました。
犬は年がら年中お散歩が大好きです。
寒い冬に私はコートやマフラーを着こみ、毛の短い愛犬チワワは生身でお散歩へ。
夏は道路のアスファルトやマンホールが焼けていて、犬はそこを通ります。
私も犬服はいらないと思っていましたが、愛犬のチワワと暮らすうちに、犬服を着た方が愛犬にとって過ごしやすいんじゃないのかと思いました。
実は犬服を着ないのはもったいない!犬服のメリットをご紹介します。
犬服のかわいいおしゃれ以外でメリットは?
犬を飼うまで気付かなかったけど、マダニはどこにでもいる。犬を連れて公園を30分散歩するだけで何匹か付く。画像はある日の散歩後の愛犬に付いてたダニ。
ノラネコはこんな環境で暮らしてる。>RT pic.twitter.com/IXlVQoalXd
— Haruyoshi KAWAI (@yumegondou) June 17, 2021
犬服を着るメリットを2つご紹介します。
- 犬の体温調節をフォローできる
- マダニやノミなどの予防やケガから守る
犬が暑い時どうやって、温度調整をしているのでしょうか?
人間と違って、汗を出すことで体を冷やさない犬は、口を開けてハアハアと舌を出して体温を低くします。
もともと犬は体温調整が苦手な動物です。
また、小型犬は地面との距離が短いため、夏の暑い時期にお散歩をすれば、アスファルトからの照り返しで熱中症をおこすかもしれません。
犬服にはクール加工されたものがあり、愛犬を暑さから守ってくれます。
逆に寒い時期では毛の短い犬にとっては、外気の影響で温度の低下が予想されますし、毛が長い犬でも、雪などで毛が濡れた場合体温が低下するかもしれません。
犬服を着ていれば体温低下を予防できるので、体温調整のフォローに役立ちますよ。
今は犬を外で飼う人はあまりいないので、外気と室内の温度差が激しいと犬にとって負担になるでしょう。
また、犬と散歩に行くと、犬は好奇心の赴くままに好きなところにいきますよね?
でも、実は外にはいろんな危険がいっぱい!
一番怖いのはマダニだと思います。
マダニは草むらや公園、河原などの草の先端に潜み、犬や人間に寄生するチャンスを狙っているでしょう。
このマダニはとても恐ろしい虫で、吸血することで100倍もの大きさに膨れ上がり、犬を蝕むかもしれません。
ちなみに、私の知り合いはマダニにさされて救急外来に行きました。
他にも外にはダニやノミ、蚊もいますので、犬服を着せることで外にいる危ない虫から犬を守ることができます。
犬服はデメリットありでいらない?
最近よく服を着た犬を見かける。今日はダウンを着て散歩している犬を見て可愛いなと思う反面犬にそこまで防寒が必要なのか?と思ってみたり。帰宅後嫌がる愛犬を押さえつけ服を着せてみたらやはり可愛い💕何を着ても可愛い
着慣れてないのか数分で自力で脱いでいましたが脱いでも可愛い😍 pic.twitter.com/CTz8JzTKWy— 山本文 (@ayayamamoto_) January 14, 2022
便利な犬服ですが、気を付けなければならないデメリットもあります。
- 愛犬にストレスを与える可能性がある
- 体温調整の妨げ
- 地毛が痛む
- 皮膚病の誘発
本来犬は服を着ない動物のため、服が窮屈に感じ、ストレスを抱えてしまう可能性があります。
犬服が全くストレスに感じない犬もいれば、苦手な犬もいるでしょう。
もし、犬が嫌がれば、少しずつ慣らしてあげてください。
また、大型犬やもともと狩猟犬だった犬種に犬服を着せてしまうと、温度調整が上手くできず、温度が高くなりすぎてしまうかもしれません。
一方で、小型犬や毛の短い犬、暖かい地域が原産国の犬にとって、犬服を着せることで体温調整のサポートができるでしょう。
犬は全身被毛に覆われているので、動けば必ず服と毛がすれてしまい、毛が痛み毛玉ができるかもしれません。
さらに犬服をずっと着せるのは心配です。
長時間の犬服の着用は、中が蒸れてしまう場合があり、皮膚炎をおこしやすくします。
犬服の目的に応じて、どんな時にどれくらい着せるのかなど決めて着せてあげてくださいね。
犬服をおしゃれやかわいい以外で着せる理由は?
🐥本日不妊手術だんっ!発作に影響出ないよう願う。
痛いらしく着替え嫌がったので犬服上から🐥術後服着用。
ごはん少し食べ排尿済ませ、ぐう〜。
タイミング良く目を開けたよ。#保護犬 #チワワ #秘密結社老犬倶楽部 #ひよこ豆 pic.twitter.com/wQmiFfl2ud— keiko hirata🏰 (@55hirata) December 5, 2018
私の愛犬は小さいころに手術をし、犬が傷口をなめないようにエリザベスカラーをつけました。
でも、愛犬は犬服が嫌で着せられないので、傷口は露出し、きっと当たって痛かったでしょう。
もし、愛犬が犬服を着ていたら、もっと痛がらずに済んだのに…と少し後悔しました。
犬服はおしゃれ以外にもメリットがあります。
術後以外にも、老犬や、他の犬種よりも暑さ寒さに弱い、害虫の予防など大いに活躍してくれるでしょう。
では、犬服を着せた飼い主の感想を紹介していきたいと思います!
犬服に対する飼い主の感想紹介!
寒さに弱いので犬服は必須なんだけど、だからってこんな実用性ない服は必要ない。 pic.twitter.com/UHJCCnmGAZ
— うちのこの父上 (@_Zch) February 8, 2014
小型犬の体温調節のために着せる以外にも、老犬服を着せることで弱くなった機能をフォローすることができます。
中には病院の先生から着衣をすすめられる場合もあるでしょう。
術後に犬服を着ることで、傷口をきれいに保てますし、犬服が傷口のクッションにもなってくれます。
犬の種類によっては、足が短く地面の温度の影響をもろに受ける場合もあるだろうし、皮膚を覆うことで虫刺されを防止できるでしょう。
時におしゃれをさせたい気持ちも大変わかります!
だってかわいいもん(笑)
犬服にはいろいろなデザインや素材のものがあります。
過度な装飾は誤飲の原因にもなりますし、犬によってはストレスになる場合もあるかもしれません。
飼い主さんが愛犬の性格や癖に合わせたデザインの服を着せてあげればいいと思います。
犬服はマナーや必要で着せる場合がある!
これは先日のドッグランでマナーパンツずり落ち祭りを開催してしまったために上から履けるズボンを履かされた犬 pic.twitter.com/pDLaS6YVuY
— 葉山 (@__hymP_) March 31, 2021
場所によっては犬服がマナーに役立つことも!
犬服にはマナーパンツになっているものがありますよ。
マナーパンツ着用が必須のカフェや宿があります。
- オスのマーキングを防ぐ
- メスのサニタリー用の使用
- 交尾防止
- 自分でトイレに行けない老犬用
私の家の近くにドッグランがあります。
犬好きが集まる場所で、愛犬も飼い主さんもワクワクの場所ですよね♪
中にはかわいいマナーパンツをしている犬もいました。
ぱっと見て、マナーパンツって分からなくて、かわいかったです。
もしマナーパンツをしていなくて、上記のトラブルに発展したら…
楽しい時間も台無しになってしまいます。
トラブルを未然に防ぐために、マナーとして犬服を着せることは大切ですね!
他にも、ドックカフェや犬が同伴できるショップでも抜け毛予防で犬服をマナーとして着せましょう。
事前に行きたいお店の注意事項やルールを確認してから行くことをおすすめします。
お店には必ずお客さんがいますよね。
犬の抜け毛が飛び散れば、周りのお客さんに不快な思いをさせるかもしれないですし、お店の方にも迷惑になる可能性もあります。
犬服はマナーとして着る必要がありそうです。
まとめ
犬の服はファッション的なものだと思っていたのですが かなりメリットが あるみたいです 反面 犬によっては 萎縮したり嫌がる 長時間 付けるとストレスが加わるなど事も多いらしいです 将来 犬が服が無いと生活するのが困難な状況だけは作って欲しくないと思います。本来 無いのが理想でしょうか? pic.twitter.com/lQZQ2PpygZ
— 愛フレンズ aqua.perfume (@friends_pamyuri) February 27, 2019
私も犬を飼う前までは犬服は、飼い主が犬におしゃれをさせたいからであって、犬服はいらないし、かわいそうだと思っていました。
小型犬を飼い始めて、愛犬には犬服をほとんど着せることはなかったです。
でも、今思えば着せてあげればよかったと思っています。
確かに犬服がストレスだったり、被毛が絡んでしまったりとデメリットになるかもしれません。
しかし、使い方を考えれば、犬服を着せることにはメリットがたくさんあります!
犬服はかわいいだけでなく愛犬を外気温や虫から守ってるでしょう。
年齢に合わせて加齢のフォローもできます。
最近の犬服はおしゃれでかわいいだけでなく、とても実用的です。
犬服なんていらないし、かわいそうだろうと思っている方も、とりあえず試してみてもてもいいかもしれませんね。
やっぱり愛犬が服を着るとなんといってもかわいいですよ~(笑)
それでは『犬【洋服】のメリットはおしゃれ?服を着せる理由はかわいい以外ある?』はここまで!
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
人生が今後もハッピーになれますように、少しでもお力になれたら幸いです。